2021年6月21日に日経平均株価は、1日で一時1100円以上値下がりしました。終値は前日比マイナス953円15銭。
しかし、翌日には暴騰。その週の金曜日には29000円台に値を戻しました。何事もなかったかのように。
株価の暴落は株取引をしていたら必ずぶち当たる試練のようなものです。多くの人は大幅な値下がりを見て自分は向いてないとすぐ損切りをして退場していきます。
今回は暴落に意味はない!いつかは値を戻すんだ!と思ってもらえれば幸いです。
目次
私の初暴落は2015年のチャイナショック
私の暴落デビューは2015年8月のチャイナショックでした。これまで日本はアベノミクス相場と言われ、株を買えば儲かるともてはやされていました。どの株を買っても上がっていたのです。
私は2015年にそれに気づき株を始めましたが、初めて数ヶ月でこのチャイナショックにぶち当たったのです。
NYダウは一時1日で1,000ドルを超えて下落し、日本株もかなりの値下がりをしました。
理由は中国の景気停滞です。成長が止まったという憶測から売られたと言うのです。
私は株の参考書を読んでいましたので、教科書通りに損切りをしました。数万円損をしました。
しかし、結果はどうでしょう。2015年の8月ごろに一気に下げましたが、一度年末にかけて値が戻りました。
私はただ損をしただけです。
結果論にはなりますが、2016年は値が下がっていますが、2017年以降はチャイナショック時よりも値上がりしています。下がるエネルギーは上がるエネルギーになることを学ぶことができました。
耐える練習をしましょう
下がっても損切りをしないという練習をしましょう。何回も言いますが、値段が下がれば、値段は上がります。
なぜなら、株価を吊り上げているのは大金持ちたちなので、高値圏の株も彼らは持っているからです。そこを売るために前の高値を更新させるのです。損をすることはしません。
そのタイミングを一般庶民は淡々と待ちましょう。
AI取引で暴騰暴落は頻発する
これからも暴騰暴落は必ず起きます。なぜならもはやAIが取引をしているからです。
FXでは一般的のようですが、最近は人間ではなく、AIが取引を行っているところも多いようです。
AIは人間よりも合理的な判断がコンマ何秒でできるので、ちょっと加速度的に株価が落ちるとそれに付随して暴落する前に売りを入れることができるのです。
人間ならばちょっと様子を見たいところを、感情なしに売りを入れられるので、売りが加速度的に膨らみ暴落を生むと言われています。
逆に言えば暴落したらAIさんが欲しかった株価で株が買えるので、暴騰と暴落を繰り返すことになるのです。
暴騰暴落の意味は考えない
2021年6月21日の暴落の意味は何と報じられたのでしょうか。
米国の利上げで金融引き締めが進むと予想されたと言います。それで暴落ってありえますかね。翌日にはダウも戻しているし。
ニュースを読むと6/21に下がる要因は無いように思えます。予想で下がるなら翌週でもよくないですか。
結論は、利益が積み上がった機関投資家が売るタイミングを探していた時に、ちょうどいい下げ材料が出そうなので違和感なく売ってみたってところでしょう。
機関投資家のような大金持ちは手持ちの株を売るだけで株価を大暴落させることができます。
軽はずみに売ると、意味もなく大暴落を引き起こし、株価操作をしていると見なされるのです。
つまり、利上げを隠れ蓑に利益確定売りをしただけのことなのです。
ちょうど6月は年の半分なのでいい季節なのではないでしょうか。
株は長期で物事を考えましょう。
1日の上げ下げに意味はありません。