株を買うとなぜか下がり、反対に株を売るとその後みるみる上昇する、という話を皆さんもよく聞くでしょう。
おそらく多くの人が経験する現象です。誰かが自分の取引を監視しているのではないかという状況です。私もその経験あります。
えっ?誰か私のこと見てる?と疑いたくもなります。
だから株は儲からない。やめよう。となる訳です。
よく考えてみましょう。毎回そうなるということは理由があるからそうなるのです。
つまり、ただ〜その②〜で紹介した大富豪たちの罠にかけられているだけなのです。
それを知っているだけで精神的に楽になるはずです。
目次
失敗例
株を買うタイミングを考えてみましょう。
皆さんはなぜその株をその日、その時間に買ったのでしょう。思い出してください。
失敗する人の多くは、株が上がったからその上昇に乗り遅れないように急いで注文をする傾向にあります。
朝9時に取引開始した瞬間、狙っていた銘柄が20円、30円と上昇して、これからどんどん上がるかもしれない!と勝手に期待を膨らませて急いで注文を入れるのです。
しかし、一度急騰したところで力尽き昼頃にはみるみる下落。その日の終値は前日の株価とほぼ同じかちょっとプラス、急騰した20円高のところで買ったのでその日はマイナスで終了時間を迎えるなんてこともあります。
残念ながら富豪たちの罠にまんまと引っかかっています。
逆はもっと大変です。
朝見たらマイナス30円、マイナス50円。。。どんどん下がる。。。やばい。
これから大暴落が始まるかも。。。損切りしなきゃ!とか、怖いから売る!という状況みなさんもあるでしょう。
しかし、その日の15時にはマイナス5円ぐらいで終了していたり、次の日の開場と同時に前日始値よりもプラスに転じていたりと、やられた!という状況があると思います。
株は心理戦だと知る
上の例から分かることは何でしょう。
人間は焦ったり、恐怖を感じたりした時正常な判断ができないということです。
とにかく人は損をしたくないという心理から逃れられないということを知ってください。
この感情が金銭的なメンタルを破壊して急な取引を人に行わせてしまうのです。
もうわかりますよね。
株価をその資金力で操作できる大金持ちたちが一時的に大量の株を買うことで値段を釣り上げ、弱者からお金を巻き上げるのです。大金持ちはその釣り上げた高値で大量に株を売ることで多額の利益を得てさらに暴落を作ることができます。
逆も然りです。大量の株を売ることで一人で暴落を作り、弱者が損切りをしてより株価を下げさせ、後に安値で大量の株を買うことでまた値段を戻す。
お金持ちにはそんなことができることを知ってください。
急落、急騰は一般人の精神を不安に陥れるにはとても簡単な方法です。
これからは株価の急騰、急落には何か意図があるのではないかと考えるのが正しい投資です。
つまり、本質的な株価ではないので、時間が経てば株価は戻るのです。
こう考えれば精神的に楽ではないですか。
これを知れば長期投資一択になるはずです。
投資は長い目で見ることをオススメします。
まとめ
大きく下がった日に買い、大きく上がった日に売るという、いわゆる「逆張り」も良いのかもしれません。
大きく値動きをすると、その逆に行こうとするパワーが働きます。
つまり多くの人が「焦る」のです。
上がれば乗り遅れたくないので買いたくなるし、下がれば、損が拡大するのではないかという恐怖感で損切りする人も多いです。
逆のパワーを味方につけたいですね。