よく株取引初心者が何も勉強しないで株式投資を始めることを、スポーツ、野球に例えることがあります。
球も投げたことのない素人が、いきなりプロ野球のバッターボックスに立つようなものだと。
球が速すぎて、何もできずに立っていることしかできません。
ネット、スマホで株取引ができるようになり、誰でも簡単に株式市場に参戦することができるようになりました。
しかし、現実は、株の値段を上下させているのは何年もその業界で戦っているプロ、大金持ち達なのです。初心者の思考、投資額では株式市場は動きません。ただプロたちの養分になって退場させられてしまいます。
この「弱小個人投資家が日本株で年間10万円利益を出す方法」シリーズでは、その素人思考から抜け出すためのエッセンスをお教えいたします。参考にしていただけたら幸いです。
目次
心構え
投資の世界は甘くないというのが皆の意見です。その中でも年収300〜400万円のサラリーマン弱小投資家が利益を出すにはもう「心構え」というか「メンタル」との戦いであるということを肝に銘じましょう。
1にメンタル、2にメンタルです。
なぜか、それは投資というのは損をするようにできているからです。
いいな!上がるな!と思って買った銘柄は大体2,3日でマイナスになります。
それに耐えられる人だけが利益を得られるのです。
マイナスは必ず出ます。投資は自己責任です。
それを肝に銘じましょう。
マイナスに耐える覚悟
株を分析するには「チャート」を見て分析するのが一般的です。
みなさんも見たことがあるでしょう。
見てみなさん知っているようであまり気にしてないことがあると思います。
それは波ができているということです。
つまり、下がることがあれば、上がることもあります。
もっと言えば、下がるから上がるのです。
下がりも上がりもしない株はありません。逆にそのような株には手を出してはいけません。
上がりも下がりもしない株は人気がない株か、もう終わった株です。
しかし、その波が上がったり下がったりするのに時間がかかる場合があるので注意しましょう。
その場合には利益が出るまでに時間がかかるというわけです。
ただ運が悪かった。
ただ、それだけです。
また上がることを願って寝る。
ただ、それだけです。
そう思うことができる人だけが未来の利益を得られます。
自分の投資した銘柄を信じることも重要
株価は波のように上がったら下がる、下がったら上がる。
つまり、いつか戻る可能性があるということです。
頻繁に売り買いする人は、負けます。
下がったからといってすぐ損切りすると翌日に値を戻していたなんて経験をみなさんはしたことがあるでしょう。
自分が買った株を信じて待つことも大事な株取引の心構えとなります。