映像制作業は体力勝負なため、向き不向きがあります。例えば、運動が全然できないのに陸上部になんとなく入部してもただ辛いだけでしょう。好きと現実がこれほどまでに乖離している業界は少ないかもしれません。
もちろん仕事に運動神経の素質は関係ありませんのでご安心ください。
今回は前回の映像業界に向いている人に引き続き、向いていない人、すぐ辞めてしまう人を解説していきます。
目次
朝起きれない人
映像業界はルーズと言われていますが、撮影の日に寝坊するとその人の信用は一気にマイナスへと引き下がります。
撮影でない日であれば多少の遅刻はなんとかなるのが映像業界の特徴ではありますが、撮影の日は別です。
これは大学を4年で卒業できずに留年した人に多い特徴で、朝起きないと!と思っても起きられない人に起こります。
もちろん日々のストレスや疲れが出て起きられないということはありますが、皆同じ環境ですのであまりそれも主張できないという現実があります。
カワイイ自分でないといけない人
若い女の子に多いのがオシャレがしたいけどできないので辞めますというもの。
映像制作会社に入社すると、忙しくてメイクをする暇というか、美に気を使うのが面倒になってきます。会社に泊まるとシャワーも浴びれませんので、身だしなみが乱れるのが嫌になってくるのです。
その一方、学生時代からの友人がカワイイ感じの写真をインスタ等にアップしているのを見て、私もそうなりたいと思い辞めていきます。
しかし、普段からほぼノーメイクで大丈夫!あまり身なりは気にしませんという方には最高の職場です。
学生からの友人と遊びたい人
友人と遊ぶのはとても良いことです。しかし、映像制作会社に勤務するようになると、昔からの友人と遊ぶ時間は確実に減ります。
まず仕事が終わるのが11時とかザラなので、友人たちが帰る時間に仕事が大体終わります。
それがストレスになってしまう人は辞めていきます。
一方で、仕事を通して出会った人と飲みに行く時間は確実に増えますので、同期や仕事で出会った人たちとうまく友人関係を増やしていけばとても楽しい社会人生活を送れますよ。
仕事を時給で見てしまう人
やはり、お金のことで辞めてしまう人は多いです。
その原因が、給料が働いている時間に見合わない、という理由です。
以前に裁量労働制やみなし残業労働制について解説しましたが、その制度のおかげで残業代は出ません。
そうなると24時間働いても8〜9時間しか働いていない計算になるので残業代は新たに支給されないのです。(残業代は給与に含まれていることになっているため)
正直、牛丼屋のバイトで同じ時間働くととんでもない給料が稼げることになります。
お金以上の喜びが仕事にあるかが問われるのです。
皆さんは仕事とお金どちらを取りますか?