実は、一次面接で志願者の深いところはあまり重要視していません。
あくまでも降り落とすための面接なのです。
よって、浅い質問が多いと思ってください。
目次
採点ポイント
- コミュニケーション能力
- 社員との相性
大きく二つです。
それでは深掘りしていきましょう!
コミュニケーション能力とは何か
集団面接であれば1組30分ぐらいと時間が限られています。
よって、一人で長々と話していないか。聞いた質問にスムーズに、的確に答えられるかを見ています。
話が長い、何を言っているかわからない人は残念ながら落ちてしまうでしょう。
まずは普通のことを普通に話す。
深いことを考えず的確に、簡潔に答えるスキルが求められます。
一次面接の面接官は誰?
面接官は素人
ある程度の社員数、採用規模の大企業であれば、一次面接は現場寄りの社員、入社5年以内の社員が面接します。
実際、人事本職の面接官は少なく、面接に不慣れな社員が面接官を務めているのです。
これらの社員は、もはや企業理念などあまり会社の深いところを考えずに仕事をしているのであまり深い質問は出てきません。
採点ポイント
つまり、一次面接はライトな質問が多いのです。
ライトとはパッと思いつく表面的な質問。例えば、趣味とか、長所短所とか、学生時代に頑張ったこととか。
ただし、これらの浅い質問をすることは一次面接の目的において大きく外れていない。
うまく受け答えができるか、が分かればいいのです。
ただ単純にそれを面接官がいいと思うかどうか、それだけが「採点ポイント」です。
社員との相性
ここでもう一つのポイントである「社員との相性」が問題になってきます。
完全に「面接官の主観」が伴うのが一次面接です。
コミュニケーション能力があっても、面接官がなんかこの子は話し方、雰囲気が「違う」となれば落ちます。
悲しい現実ですが、面接とは、この人を部下にできますか?責任を持って育てられますか?というのが面接官に問われているのである。
【改善点】面接官の雰囲気に合わせる
時に必要なスキルとしては面接官の雰囲気に自分を瞬時に合わせる事も必要ということです。
イケイケで声も大きい、話すのも早い面接官相手に、小さい声でゆっくりと話しても印象に残りません。
面接官からすると「落ち着いた子」という印象しか与えず好印象にはなりません。
体育会系な面接官であれば大きな声で内容は無くてもハキハキと答えられれば良いのです。
逆に完全に文系で声も張らないおとなしい、図書館にいそうな面接官に大きな声でハキハキやりすぎると「うちではないな」と判断されてしまいます。
全ては「印象」を面接官に与えることが必要なのです。
皆さんの参考になれば幸いです。