志望動機を作るために必要なヒントとはどこにあるでしょう。実は企業理念にはそのヒントがいっぱい詰まっています。
志望動機に必要なのは企業の方針に共感しているかが最も重要なポイントとなってきますので今回はそこを解説していきます。
目次
企業理念は暗記するくらい読み込む
志望動機を作るためには、とりあえず企業理念はおさえることが必要です。
企業理念はその企業の考え方です。まずそこに共感することから始めましょう。
その会社が何を通して、この社会を豊かにしているのか。
企業は利益を出すことが目的ではありますが、表向きは社会を豊かにするというのが目的であることが多いです。
これは企業ホームページや企業説明会で必ず話される重要な点です。
就活生側から見れば、どんな業種、職種かについてばかりに興味関心が行ってしまいますが、そこは企業理念という土台の上で語ることが必要です。
よくある失敗例とは?
良くある志望動機は、自分の好きなことややりたいことから派生した志望動機です。
この会社に入社したら、自分の興味のある、このような仕事、この商品と関わる仕事がやりたいですというやつ。
本人は気持ちがこもっていていい志望動機だと思うのかもしれませんが、実際はどの会社でも使える志望動機にしか聞こえません。
好きなことが見つかったきっかけがその受験している企業の製品やサービスであれば良いかもしれませんが、面接をする側から見ていると大半はそうではないのが現実です。
車の会社を例に出すと、
私は小さい頃から車が好きで、御社のような車業界の大手企業であれば大きな仕事もでき、社会に貢献もできると考え御社を志望しました。
よりも
御社のようなクリーンで安全な車を通して社会を豊かにする経営理念に感動しました。昔から車は好きですが、単なる移動手段としてではなく、技術やデザインで車という存在が、人のライフスタイルやはたまた社会をも変えることができる。御社ならその壮大な未来が描けると感じ志望しました。
としたほうが、共感と未来のビジョンがあって長く働いてくれそうな気がするのです。
同業他社は何百社もある。
その中で御社だけですと言うアピールができるポイントが「企業理念との共感」なのです。
皆さんの参考になれば幸いです。