自分はこの会社で活躍するには十分すぎる経歴を持っているのに落ちた。。。なんて経験はありませんか?
現実をお伝えすると、就職活動、転職活動には「優秀だから落ちる」という現象が普通にあります。
その理由はただ一つ、その会社にそぐわないからです。
受けた会社が悪かったということです。自分にはふさわしくないと思った方が良いので次に行きましょう。
今回は優秀だから採用しなかった会社の本音をお伝えしましょう。
目次
前職の年収が応募企業の想定よりも高い
前職の年収が、応募した企業のモデル年収よりも低い場合は要注意です。
転職する側にとっては、現在の年収が高くても、新しいスキルや職歴を得るために、低い年収となっても内定が出れば受け入れる覚悟がある方はいるかと思います。
ですが、採用側はそうは言っても、、、申し訳ない気持ちになるのです。
年収が100万円ダウンぐらいなら許容範囲かもしれませんが、800万円もらっていた人を、400万で採用することは会社として申し訳なくて採用できないでしょう。
また、数百万円も年収がダウンすると生活レベルを維持できなくなりますので、たとえ採用しても賃上げ要求が強く、扱いにくかったり、給料の安さを理由にすぐ退職する可能性がありますので、採用にはリスクがあります。
高学歴、TOEIC高得点やMBAなど資格は仕事上使わない
中には高学歴で、TOEIC900点やMBAなど、ハイスペックな資格を持っている方もいて、就活をすればどこでも入れるだろうとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、それを使わない職種も多々あります。英語は年に数回しか必要ありませんとか、経営に関わることはないとか、難しいお勉強よりも、鳴っている電話を取るとか、書類を作るとか、企業としては目の前の仕事をして欲しいものです。
採用担当も人間ですので、ハイスペックな人に対して、簡単な仕事はやってくれないかもしれないという不安は持っています。
こんな雑用みたいな仕事をやるためにこの会社に就職したわけではない!と言われたくないのです。
採用した人がすぐ辞められたら困るので、安全策として採用はしない場合はあります。
全てはミスマッチを恐れている
採用担当が最も恐れていることは、ミスマッチ。入社後数年以内に辞められてしまうことです。
仕事の多くはチームでやります。
一人でやる仕事もありますが、それは会社全体のためにやっているので必ず他人とのコミュニケーションが存在するものです。
そうすると、一緒に働く社員の雰囲気や能力がなるべく同じくらいの方が、摩擦が生まれにくく円滑に物事が進んでいきます。
そうなると、社員のレベル感によっては、ハイスペックな人を敬遠する場面はあります。
採用担当からしても、入社しても、給与や待遇面でこの方の期待に応えられないので、ウチよりももっと待遇の良い他の企業に入社してほしいという気持ちから不採用とすることがあります。
これは応募者、あなたが悪いわけではありません。
自分にはレベル感が合わない職場だったのだ!とプラスに捉えて次に行ってください。
皆さんの参考になれば幸いです。